このプログラムは、この1年間の活動を振り返ることをきっかけに、1年間の体験をまとめ、次の1年に向けての具体的な目標を立てていくコーチングプログラムになります。
なぜ体験を振り返ることがよいのか?
私たちは、過去の体験を振り返ることで、その体験を再評価したり、新しい角度から見ることができるようになります。
「あれは若気の至りだった」と思い出すことは、まさにこのことが起こっています。
当時は目一杯やっていて、恥も外聞もなく、がむしゃらにやったことだったりします。
そんな当時のことに対して、「今の自分の視点」で見直してみると、新しい見解が生まれてくるんですよね。
例えば、「あれは若いからできた」というのもひとつの見解です。
これは、過去の体験を、今の自分の価値観、考え方、感じ方、立場、などから再評価しているから出てくる見解なのです。
同じことが、1年間の体験を振り返ることでも起きます。
当時は気づかなかった発見があったり、新たな解釈が生まれたり、別の角度から見ることができたりします。
私たちは、このようにして自らの過去の体験から、うまく生きていくための知恵を学習していくのです。
心理学ではこういう学習体験を「ナラティブ学習」と言って、近年ではその効果が注目されています。
ちなみに、「ナラティブ」と言う言葉は聞き慣れないかもしれませんが、「ナレーター」とか「ナレーション」といった言葉と語源が同じものだそうで、「物語」や「物語ること」 という意味になります。
体験を振り返ることで何が起こるのか?
ナラティブ学習により、私たちは過去の体験を通じて学習していきます。
それと同時に、自分の中で、過去の体験に対して決着をつけていくことができます。
私たちは、過去の体験に対して決着がついていない、「気がかりなこと」が頭の中に残っていると、パフォーマンスが落ちるからです。
あれもこれも気になって、集中できなくて、エネルギーが発散してしまうのです。
やろうと思ってやらなかったこと、途中で終わっていること、その時はやったんだけど、それから忘れてしまっていること、などなど、、、
こういうことを「未完了なもの」と言ったりします。
自分の中で決着がついていないので、無意識のうちにずるずる引きずっています。
そういった「未完了なもの」は、掃除をしていない部屋と同じで、どんどん頭の中に、汚れのように溜まっていきます。すると、どんどん思考のキレがなくなっていきます。
何も対処しなければ、何年も溜まっていく一方です。
そういったものを、ひとつひとつ完了させていくことで、気がかりなことがなくなっていき、本来のパフォーマンスを取り戻すことができるようになります。
言うなれば、頭の中の大掃除ができるのです。
こうして頭の中が整理されていくと、かなりスッキリします。
スッキリしてくると、次はあれをしよう、あれはこうしたらいいんじゃないか、というアイデアが生まれてくるようになります。
そうなると、来年はこういうことをしてみたい、あのことを解決したい、などと思うようになり、ウズウズしてきます。
こんな感じで、体験を振り返ることで、頭の中が整理され、スッキリした状態になり、次に向かって楽に踏み出せる状態になるのです。
どんなふうに振り返っていくのか?
このプログラムは、私の質問に答えていくことで、あなたの1年間の活動を効率的に振り返っていけるように作られています。
これまでそうやって何人もの方のお話を聴いてきた経験から言うと、多くの人は、振り返っているうちに、だんだん次のことに意識が向かいはじめます。
頭の中が次のゴールに向かいはじめたら、さらに私が出す質問により、頭の中でそのことをリハーサルしていきます。
なにを、どういう順番で、どうやって実行していけばいいか。
そういったリハーサルを頭の中で行うことで、無理なく次のゴールに向かう戦略ができあがり、そのゴールを達成する確率が上がります。
このプログラムでは、私の質問に答えていくだけでこれらの体験が起こるように設計しているので、特に事前準備は必要ありません。
気負わず、リラックスした状態と、素直な気持ちで受けてください。
プログラムの詳細
- 電話、Zoomを使ったオンライン面接を実施
- 時間: 60分程度
- 内容: 振り返りの質問 + 次のゴールをリハーサルする質問
- 価格: 5,500円 (税込み)
- 募集期限: 2024/1/5 (1/5までにお申し込みください)
- 先着特典: 先着5名様まで3,300円
お申し込み方法
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